伊藤さん
歯科技工士 部長 1995年入社
【社員インタビュー】熟練の技をデジタルへつなぎ、患者様の「食べる喜び」を支え続ける使命

まず、NSデンタルプラザ(旧プラザジャパン)に入社された経緯を教えてください。
私は1995年に入社しました。当グループで訪問歯科診療が立ち上がるか立ち上がらないかという、本当に初期のタイミングです。知り合いの紹介がきっかけでしたが、訪問診療が始まると聞いて、それまでの架工部門から義歯(入れ歯)製作へと転向しました。
当時、架工がPCで作られ始めたのを見て「いずれ機械に取って代わられる」と直感したんです。一方で、高齢者が増えていく中で入れ歯はなくならないし、年齢を重ねても続けられる息の長い仕事だという確信がありました。義歯の技工は単なるモノづくりではなく、医療の一端を担う非常にやりがいのある仕事だと感じたのが入職の決め手です。
現在、技工部長としてどのような役割を担っていますか?
部長という役職ではありますが、一日の大半は現場の作業机に座っています。朝は訪問診療拠点から届いた技工物の仕分け作業から始まり、完成した義歯の最終チェック、そして仕事が溜まっている工程のヘルプに回るのが私のルーティンです。
管理職だからこそ、現場のメンバーと同じ目線に立って同じ仕事をすることを常に意識しています。口先だけで指示を出すのではなく、自ら手を動かして「ミスなく円滑に仕事が回る環境」を整えることが、私の役割だと考えています。現在は、新しく入職するメンバーを迎え入れ、より効率的な体制を築いている最中です。
訪問歯科診療の現場と関わる中で、どのような時に「やりがい」を感じますか?
やはり、患者様からお礼の手紙をいただいた時が一番嬉しいですね。特に「おかげできゅうりも食べられるようになった」といった具体的な喜びの声を聞くと、自分の技術が誰かの生活を支えていることを実感し、「やっていてよかった!」と心から思います。
また、当ラボはグループ専属のため、ドクターやスタッフと上下関係なく、同じ目標に向かって対等に意見を交わせる安心感があります。自分たちが作ったものがグループの評判につながり、みんなで「ウィン・ウィン」になれる関係性も、大きなモチベーションになっています。
職場環境や、これから目指している「技工の形」について教えてください。
職場の雰囲気は一言で言えば「温和で穏やか」です。技工士は職人気質で個性的な人が多い世界ですが、ここはバランスの取れた優しい人が集まっています。誰かが困っていれば自然と手が差し伸べられる、そんなチームワークの良さが自慢です。
技術面では、デジタル化への対応を急いでいます。ただし、デジタルはあくまで道具であり、最大限に活かすためにはアナログで培った「技工のノウハウ」が不可欠です。私たちの持つ熟練の技術をデジタルに融合させ、次世代へ移行していくことがこれからの目標です。
これから一緒に働く仲間へメッセージをお願いします。
ここは、少人数だからこそ「やりたいこと」を応援し、挑戦させてくれる場所です。新卒の方やキャリアの浅い方でも、昔ながらの職人技術から最新のデジタル技工まで、一つひとつ丁寧に教えていきます。
「見て覚えろ」という時代ではありません。良いところも悪いところも、バランスを取りながら一緒に成長していける環境を整えています。アットホームな雰囲気の中で、自分の技術を誰かの笑顔のために活かしたい。そんな熱意を持った方と一緒に働けるのを楽しみにしています。
